日本人がふつうにインディカ米を食べていたのをご存知ですか。キムチはいつトウガラシ味になったのでしょう。中国料理はなぜ火を通した料理ばかりになったのでしょうか。
16~17世紀の「大航海時代」以後の、グローバルな交流による食べ物の変化を手がかりに、アジアと日本のくらしの歴史を、教育界で話題の『市民のための歴史』(大阪大学出版会)の著者がお話しします。
楽しくて国際理解の役に立つ、本当の歴史教育を味わっていただきましょう。
大阪大学×大阪大学「アカデミクッキング」とは/"食"や"料理"という身近な切り口から、学問的なものの見方・考え方を身につける教養講座です。専門的で難解な大学の先生の研究でも、どこかで普段のわたしたちの生活とつながっている…。そんな楽しい実感から、日常生活にちょっと変化をもたらすアカデミックな思考回路が生まれます。あなたも一緒に、ガス火で作る料理から新たな学びのとびらを開いてみませんか?